寂しさで選ぶ恋愛をやめた日

恋愛依存編

寂しさで選ぶ恋愛はうまくいかない

私は長い間、寂しさを埋めるために恋愛をしていた。
返事が欲しくてLINEを何度も送り、相手の態度に一喜一憂する。

返事が来なければ気になって仕方がない。何も手につかない。次第にイライラし、不安定になる。

心の隙間を相手に埋めてもらおうとすればするほど、恋愛も自分も壊れていった。

ずっとどうしたらいいのか分からなかった。

だけど「このままでは同じことを何度も繰り返す」
こんな不安定な状態が続くのは良くない。
そう気づいたとき、私は一度恋愛をやめることにした。

恋愛を休むと決めた理由

好きになって付き合い始めるはずなのに、いつも途中で「どこが好きで付き合ったんだろう」と分からなくなった。
友達からも「あの人やめた方がいいんじゃない?」と心配されることが多かった。

ある時、私は気づいた。
私は相手を好きなのではなく、ただ「依存」しているだけだった。

本当は好きではないのに、離れるのが怖くてしがみついていただけ。
付き合い始めも、いつも相手から求められる形で流されるように始まっていた。

寂しい状態で誰かにしがみつけば、結局は依存になる。
「本当に好きな人に出会うまでは、恋愛をしない」──そう自分に言い聞かせた。

孤独と向き合うのは苦しい選択だった。
寂しさに押しつぶされそうになって布団の中で眠れなかった夜もある。
でも同時に、それは自分を守るための大切な決意でもあった。

自分磨きに向き合った時間

恋愛をやめた代わりに、私は自分磨きに時間を使った。

  • メイクを研究して、自分の顔を丁寧に扱う
  • ダイエットに取り組み、体を労わる
  • ネガティブな感情に傾いた時は意識的にポジティブな感情に切り替える
  • 鏡の中の自分に笑いかけ、「よく頑張ってるね」と声をかける
  • いつもにこにこ笑っているようにした

誰かに好かれるためではなく、「自分が自分を好きになるため」の努力だった。
最初は空回りしているように感じても、少しずつ「前より変われた」と思える瞬間が増えていった。

自信は少しずつ積み上がる

もちろん、すぐに自信がついたわけじゃない。
けれど「変わりたい」と思って行動できたこと自体が、小さな誇りになった。

ある日ふと、「最近なんだか雰囲気変わったね」と言われた。
努力を認めてもらえたようで、胸の奥がじんわり温かくなった。

寂しさを埋めるための恋愛ではなく、
「自分が大切に思える自分」になってから出会う恋愛をしたい。

そう思えるようになったことが、私にとって大きな変化だった。

同じように悩んでいるあなたへ

もしあなたも「寂しさを埋めるための恋愛」を繰り返しているなら、それはあなたの弱さではありません。

安心を求める気持ちが強いからこそ、依存に縛られてしまっただけです。

けれど「一度立ち止まる」「自分を大切にする」という選択で、少しずつ変わることができます。
恋愛に振り回されなくても、あなたの価値は揺らぎません。

この記事が、自分を大切にする一歩につながれば嬉しいです。

寂しさを埋める恋愛を手放したその先には、
きっと「安心して愛せる自分」と出会える日が待っています。

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