積み重なる嘘と離婚の決断
元旦那は、よく小さな嘘をつく人だった。
「仕事を辞めざるを得なかった」と言いながら、理由を聞くといつも会社のせいにする。
「仕事がないと言われた」「いじめられていた子をかばったらクビになった」——
どれも信じがたい言い訳ばかりだった。
実際に給料が支払われず、内容証明を送って取り戻したこともある。
そのやり取りの中でも、どうやら彼自身に非があるようなニュアンスがあった。
そんな出来事が積み重なっていくうちに、
「また嘘をついているんじゃないか」と思うのが日常になっていった。
生活がどんどん苦しくなる
彼が働かない分、私が必死に働いて家計を支えていた。
生活はどんどん苦しくなっていった。
次の日に食べるお米がないのに、お米を買うお金すらなかった。
毎日が“生きるだけで精一杯”だった。何もかもが重くのしかかって、笑うことさえできなくなっていた。
そんなギリギリの生活を続ける中で、私の気持ちも荒んでいった。
友達との付き合いもしなくなった。
「どうして私だけがこんなに頑張らなきゃいけないの」
「どうして彼は責任を果たそうとしないの」
何度も元旦那にも訴えたが変わることがなかった。
心の中に積もる不満は、やがて絶望へと変わっていった。
信用できなくなった瞬間
小さな嘘を積み重ねる元旦那を、私はもう信用できなかった。
「本当のことを言っているのか」
「また隠し事をしているんじゃないか」
彼の言葉ひとつひとつを疑う自分がいた。
一度崩れた信頼は、もう元に戻らなかった。
離婚を選んだ理由
それでも「一人で子どもを育てる自信」はなかなか持てなかった。
実家にも戻りたくなかった。
けれど、毎日があまりにも苦しく、心も体も限界に近づいていた。
このままでは私も子どもも潰れてしまう。
「もう無理だ」
そう思ったとき、私はついに離婚を決断した。
それでもすぐに離婚を決断したわけではない。
一年別居をしたうえでの離婚。
元旦那はまだやり直せると思っていたようだった。
離婚をして憑き物が落ちた
離婚してから、まるで憑き物が落ちたように心が軽くなった。
久しぶりに深呼吸ができた気がした。
性格も少し明るくなり、笑う回数が増えたと思う。
元旦那は養育費も払ってくれない。
仕事も続かない人だったので公正証書を作っても仕方がないと思い作成すらしていない。
そもそも人のためにお金を使うよりも自分に使いたい人なので払う気はないだろうと思った。
離婚後しばらくは子供に会わせろと言っていたが、
会わせてももいいが養育費を払えと話したらそのうちに会いたがらなくなった。
子供は私が元旦那の分まで可愛がればいいとと思っている。
(育児もなかなかうまくできず、このように考えれるようになるまでに時間がかかったが)
同じように悩んでいるあなたへ
もしあなたも「お金や人間関係のトラブルで限界を迎えた」経験を抱えているなら、どうか一人で背負い込まないでください。
失敗や選択を責める必要はありません。
過去にどんなことがあっても、やり直すことはできます。
あなたの人生は、まだこれから先も続いていきます。
どうか、自分の未来に希望を持って歩いていってください。
どんな選択をしても、あなたがその時“生きるために選んだこと”なら、それでいい。
ゆっくりでも、自分の手で未来を作り直せば大丈夫。
わたしも昔、同じように苦しんでいました。
あの頃は、誰にも相談できずに全部ひとりで抱え込んでいた。
心も落ち着かなくて、毎日が不安でいっぱいだった。
返信が来ないだけで胸が苦しくなったり、自分を責めたりしていた。
もしあの頃、「話せる場所」があると知っていたら、
少しは楽に呼吸できたのかもしれません。
いま同じようにしんどさを抱えているなら、
ひとりで抱え込まなくていいからね。
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