恋愛過去編① 元旦那との出会い

恋愛依存編


誰かを責める意図はありません。

※この記事は、過去の自分の経験を振り返り、同じように悩む方に届けばと思って書いています。

出会いと結婚の始まり

自分に自信が持てず、私と付き合いたい人はいないと思っていた。
母親の恋愛を身近で見てきたせいもあってか、私は恋愛に対して臆病だった。
初めてお付き合いをしたのは21歳のとき。
2か月ほどで終わり、実質元旦那が初めて「まともに付き合った」と言える相手だった。

その当時は、出会い系サイトが流行っていた。
現実の自分に自信が持てない私は、ネットでチヤホヤされることに酔っていた。

元旦那は、そんな出会い系の世界で知り合った人だった。
一回り年上で頼もしく見えたが、今思えば全くそんなことはなかった。
だらしない部分もすごく多かった。

専門学生だった私は、家にいたくないからとバイト漬けの毎日。
多少お金に余裕はあったが、元旦那はなぜかお金を持っていなかった。
そのためデート代やガソリン代、食事代まで私が払うことが多かった。

今振り返れば「絶対に近寄ってはいけない案件」だった。
だけど当時は自己肯定感の低さと世間知らずさから気づけなかった。

授かり婚と結婚生活の始まり

元旦那はバツイチで、「元奥さんとの間には男性不妊が原因で子どもがいなかった」と言っていた。

ところが1年半ほど付き合った頃、私は妊娠した。

家庭環境が複雑だった私は子どもを産み育てる覚悟を持てなかったが、
宿った命をなかったことにすることはできず、産む決意をした。
それがきっかけで、いわゆる「授かり婚」となった。

精神的に成熟していないまま子供を生み育て、元旦那も子供を育てる覚悟があったとは思えない。
結婚生活は楽しいばかりではなかった。
実家に帰りたい気持ちもあったが戻る場所はなく、1人で育てる自信もなかったため、
なんとか結婚生活を続けるしかなかった。

しかし、積み重なる嘘やだらしなさにより、
私の心の中に「信じられない」という気持ちは確実に広がっていった。

小さな嘘と仕事の問題

元旦那はよく小さな嘘をつく人だった。
仕事を辞めてくるたびに「会社が悪い」と言い訳をしていた。

「(元旦那は職人だったけど)会社に仕事がなくなりクビになった」
「いじめられていた子をかばったらクビになった」

本当にそんな辞めさせられ方があるのだろうか?と疑いたくなるような内容ばかりだった。
給料を支払ってもらえず、内容証明を送って請求したこともあった。
けれどその返事からは、どうやら元旦那側に非があることを示唆するようなニュアンスが含まれていた。

そんなことが積み重なり、少しずつ「信用できない」と感じるようになっていった。

終わりの見えないお金の苦しさ

元旦那の仕事が続かないので家計は不安定だった。
子供にはお金はかかるが、お金がない。
カードローンなどで凌ぐようになっていった。
そのうち自転車操業状態になり、次の日に食べる食事にも困る日もあった。

母に頼りたくはなかったが、どうしても自分でどうにもできず母に頼ることも多かった。
母も孫は可愛かったようで文句は言いながら助けてくれた。

母のことを嫌だと思いながら、都合よく母に頼り、
いつまでも自立できない自分に対してまた自己肯定が下がっていく。

今考えれば、もっとやりようもあったと思う。
慣れない育児と仕事と家事でいっぱいいっぱいだった。

元旦那は育児に積極的でなければ、家事を率先してくれるような人でもなかった。
何度頼んでもおむつの一つも変えてくれなかった。

そんな状況で精神的に追い詰められ、子育てにも悩み、児童相談所に相談したこともあった。

同じように悩んでいるあなたへ

もしあなたも「自分を犠牲にしてまで相手に尽くしてしまった」
「本当は苦しいのに離れられなかった」経験があるなら、それはあなたの弱さではありません。

愛されたい一心で必死に生きてきた証拠なんです。
今は苦しくても、少しずつ「自分を大切にする選択」をしていけば大丈夫。

あなたには、本来の幸せを選び取る力があります。

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